父が数年前に亡くなったのですが、病院に入院して、まさか一週間もたたずに亡くなると思ってなかったため、死亡時のことなど、全然考えていませんでした。
やらなければならない手続きが次々とでてきて、バタバタとこなしていった感じでした。
このような経験から、自分の備忘録として残しておくことにしました。
葬儀屋に連絡
父は、19時頃病院で亡くなったのですが、そこから葬儀屋を決めてTEL、葬儀屋が到着と共に死亡診断書を受け取り、自宅へ。
葬儀屋はもともと母が会員になっていたため、決まっていたので、すぐTELすることができました。
もし、決まってない人はどのような葬儀にしたいのかなど、大体葬儀屋を決めておいた方がよいと思います。
葬儀屋が決まれば、葬儀屋さんが、スケジュールを立ててくれますので、それに従ってこなしていくだけです。
葬儀には多額のお金がかかるので、事前の準備が必要だと再確認しました。
勤務先に連絡
19時頃に亡くなり、勤務先の営業時間ではなかったので、とりあえず会社の上司に状況をTELで報告しました。
同僚にはLINEで報告し、会社規定の5日間のお休みをいただくことになりました。
誰でもそうですが、急なお休みとなるので、誰でも仕事を引き継げるよう、マニュアル作成などの大切さを痛感しました。
会社には通夜、告別式の日が決まったら連絡し、生花や弔電などの希望を伝えました。
変更や停止などの手続き
葬儀屋の人が死亡届の提出や火葬の手続きはして下さったので、それ以外の手続きを行いました。
(病院で受け取った死亡診断書は死亡届の手続きのほかにも、いろいろな手続きで必要になってきますので、多めにコピーを取っておくことをお勧めします。)
・年金関係手続(死亡の連絡や、母の遺族年金の手続き)
現在はマイナンバーで登録されていると死亡の連絡は連動しているようです。
事前に必要書類の確認と、アポイントをとってから行くとスムーズです。
・銀行口座の凍結
父は預金通帳を2つ持っていたのですが、一つの口座は死亡後すぐ、凍結されてしまったのですが、もう一つの口座は凍結されず、公共料金の支払いや、介護費用などの支払いがあったため、変更がおわるまではそのままにしておきました。
不動産の名義変更を先に行い、その後父の口座の残金の受け取り手続きをしました。
・健康保険料口座変更(父から母へ)
・固定資産税口座変更(父から母へ)
・固定資産税名義変更(後述の不動産名義変更後父から母へ)
・印鑑登録返却(現在はマイナンバーカードなので必要なし)
・後期高齢者医療保険証返却
・後期高齢者医療葬祭費支給申請書の提出
・介護保険証、介護保険負担割合証の返却
・公共料金名義変更
・生命保険手続き
・火災保険名義変更
・弔電お礼状
・喪中はがき
細かいものはまだあったと思いますが、世帯主が亡くなったため、父の数年前に亡くなった祖母の時より手続きは数倍多かったです。
遺産分割協議書の作成
相続人で話し合いをし、母がすべて相続することになり、遺産分割協議書の作成をしました。
印鑑登録や戸籍謄本をつけるのですが、現在はマイナンバーカードがあれば、コンビニで取得できるので、便利になりましたね。
準確定申告
亡くなった父の確定申告をしました。
ネットを参考にして記入し、税務署に提出しました。
事前にアポイントをとらないで行ったので、全く確認作業をして下さらず、そのまま提出したのですが、不備はなかったようで、後日ハガキがきて、返金(母の口座)が少しありました。
不動産の名義変更
通常は司法書士にお願いするのかもしれませんが、ネットで検索し、とりあえず自分でやってみることにしました。
以下が当時の必要書類です。
・不動産の登記事項証明書
・父(死亡)の戸籍謄本(すべて)
・父(死亡)の住民票除票
・相続人全員の戸籍謄本
・母(相続)の住民票、印鑑
・不動産の固定資産評価証明書
・所有権移転登記申請書
・相続関係説明図
・遺産分割協議書
上記の書類を用意、作成し、アポイントをとって、法務局にて手続きしました。
結構訂正されましたが、1回で手続き終わりました。
作成に結構時間と労力を使いますが、とても勉強になりました。
まとめ
身内が亡くなることは、とても悲しいことで、その先のことなんて想像したくないですよね。
ただ、歳をとってくると、やはり考えておかなければなりませんね。
私も自分や親のこれからを再度考えていく、いい機会となりました。